ガラスの靴と椅子取りゲーム

アイドルマスターシンデレラガールズについてのブログ

僕たちの十年戦争~総選挙今昔物語2

第6回 絶対女王と新しい流れ

 

【下馬評】高垣楓

【結果】高垣楓

はっきり言ってこの回の選挙の結果は1.0倍でした。

圧倒的強者の進撃と蹂躙によってシンデレラガールが決まりました。というかこれしか言うことがない…強すぎると話すことがなくなるとはこのこと。

 

そしてランキングの前にこの選挙では少しだけ変化が起き始めます。

もしシンデレラの選挙の歴史を分けるならば関裕美前と後で分けられる、と言われることもあるくらいには重要な変化でした。

 

関裕美はキュートのごく普通のアイドルでした。

キュートと言えば古参の化け物たちが支配する貴族制もびっくりの変動のない選挙が特徴でボイスのつくアイドルもほぼ順番があってそれが破られると運営に一斉批判が飛ぶというくらいに序列のしっかりした状態だったのですが、この時期になるとめぼしい所には全員声が付いたという状態になっていました。

 

それはどの属性も似たようなもので当時の選挙は人気の戦い、辛酸舐めてきたアイドルの恨みにも似た感情をぶつける舞台だった。ただ人気差は徐々に縮小していました。

 

人気があるアイドル達の争いの時代から、全体を巻き込んだ争いの時代への変化が一点、もう一点は知名度を上げる相手にサポーターになってもらうための活動を行うという流れになっていきました。

その先駆けが関裕美でその後のアイドルは皆彼女に続いたとも言えます。

将的には過激な選挙活動や炎上行為が目立ってくる悪い面も出てきましたが転換点の1つだったのは間違いありません。

7回以降は盛り上がったものが勝ちの選挙とも言われますが…それは9回に。

 

第7回 七色シンフォニーと一時代の終わり

 

【下馬評】安部菜々本田未央

【結果】安部菜々

この選挙では単純に第7回というゴロに数年準備した陣営の作戦勝ちという印象、と言っても常に1桁順位を取れる人気はあってのことですが。

それとこの時期からでしたかデレステからの投票が加わったのは、最初は大きく層が異なるのでは?とも言われましたが思ったより変わんねーなが感想でした。

 

久しぶりに属性別に振り返るとクール1強時代にたまにキュートが挑むような状態が続いています。上位層~下位層まで安定して人気のクール、上位集中が強いキュート、上位は少ないが最下位層がいないパッションという構図は数年来変わっていません。

だいたい全体の42%がクール、33%がキュート、25%がパッションくらいで落ちついています。

属性内部を見るとまずキュートは志希、まゆが人気出た以外は最初の9人が相変わらず強いです、7年経っても変わらないってなんだよ。

クールは凛奈緒加蓮のTP、絶対女王楓さん、今回のCG文香、2代の蘭子、あとは奏あたりが上位を賑わせています、パッションは第9回で話す内容です。

ここでわざわざ属性別の現状を話したのは、この回で鷹富士茄子に声が付いたことで界隈で言われる人気アイドルには全員声が付いたことになりました。ここからは未知の領域、想像不可能の領域になるはず…と思ってた時に事件が起こります。

(逆に言えば選挙の燃料なくなったし、話題に出来るアイドルが必要になったとも言える。)

 

第8回 新時代到来、7人の新人と核弾頭

 

【下馬評】本田未央北条加蓮

【結果】本田未央

それは2018年の12月に起こった出来事でした。

7人アイドル追加、4人アイドル声付けという出来事に界隈は震撼した。そんな中の選挙のシンデレラガールは本田未央でした。途中でも話しましたがよくここまで続いたなあと…

そして7人の新人ですが、今考えればどんな待遇にしても文句は出たように思います。

優遇すれば今の声のないアイドルのPには不満が出るだろうし、一番下からのスタートなんてしてもカンフル剤にならない新人アイドルに価値があるのかという問題も。

昔から新しいアイドルには優遇期間ありましたしそれに倣ったのはではと?いずれに劣らないキャッチ―な要素があるアイドルでしたし。

その中の核弾頭とも言えるのが夢見りあむ、一言で言えば炎上系アイドルでした。それがなんと3位、声無しでなくて全体の3位に来たのは驚くべきことでした。

元々パッションという風土、そしてアイマスという風土自体が個性を重視する傾向はありましたがこの結果は他に比類ない出来事だった。

 

他の新アイドルはまだ登場から間もないから実力発揮はこれからという様子、ボイスラインは人気常連勢と新アイドルの谷間となりうまく逃げ切ったなと今では思います。

 

第9回 りんごフィーバーとパッション新秩序

 

【下馬評】北条加蓮

【結果】北条加蓮

これもまた第6回のような圧勝劇でした。

最近は2位からの持ち上がりが多いなあ、今回の文香もそうだったしむしろ2位争いこそ最後のステップなのかもしれない。

個人的には加蓮というアイドルには思い込みがあって、このアイドル第1回圏外なんですよね、しかも中間発表から蹴られて圏外ということもあって最初からひと悶着あったアイドル、2回以降は1桁常連だったので納得の戴冠でした。

次いで言えば病弱キャラはどこ行った?まあいいんですけど。

 

次にこの回からボイス総選挙復活、なぜか第1回だけど地獄の底から復活してきました。しかし今回は3人だから甘い甘い…

と思ったのですが新アイドルの知名度に圧倒されるという結果に。

ライト層にとってはアイドルの知名度と同じくらい声が付いていないという知名度が重要だったというのは事後の検証から出ています。

題目のりんごフィーバーは今考えれば狙ったものではなく瀬ひれ尾ひれがついて雪だるま式に大きくなった結果、総選挙で爆発しました。アイドルには旬がありその期間に最大風速をいかに出せるかが未来につながると再認識。

 

最後にパッションの新秩序というのは、長らく3番目の属性だったパッションにも有力ないアイドルが出てきた、新しいアイドルが勢いがある状況になってきたことを指しています。

前回3位のりあむ、時間が立てばたつほど強くなる26歳佐藤心、座敷童型せんべえジャンキーこと芳乃、新アイドル久川凪、そこにパッション3強とも言われた未央、藍子、美嘉の3人が軸になるのがこの属性の新しい形ができたように思う。

一番ひどい時は4番手が35位とか平気であったので…

 

第10回 無風?史上最大の接戦

 

【下馬評】 鷺沢文香 一ノ瀬志希 神谷奈緒

【結果】 鷺沢文香

比較的話題がなかったと言われる総選挙ですが今回を一言で言うならば、接戦だったと言えるかもしれません。本命不在の中シンデレラガールになった文香も2位とは接戦であり、ボイス総選挙も大接戦になり1人1人の票数の差が大きな選挙でした。

 

本選挙はある程度実力者が誰かわかっていて動きが少なかった印象はあります。固定層が確実に順位を確保する中で新アイドルが変動する、そういう流れでした。

唯一の例外を言えば初代CGの十時愛梨が圏内中央まで上がってきたことくらい、初回にトップを取るとモチベーションを探しにくい。その影響は過去9人共通の事でしたが何かきっかけ次第では上がってくる力を持っているわけでもあります。

あと注目に値するのは辻野あかり15位は衝撃ではありました。

声が付いてそのまま落ちるアイドルが最近多い中で声ついて順位を上げて来るアイドルは稀、これからどうなるのか注目であります。

 

夢見りあむ、久川姉妹、ちとちよ、あきらと7人の新アイドルはこれからどうなるのか新アイドルの追加はあるのか?新のレッテルが外れた時に彼女らはどうなる?

 

終わり

僕たちの十年戦争~総選挙今昔物語1

記念すべき第10回総選挙は鷺沢文香のシンデレラガール戴冠という結果になりました。

この時期になると毎回そうですが、もう総選挙も長くなったなあと。

 

ということで今回は振り返りが主題ということで…第一回の話とかもう老害した語れないのではないか?とか思ったりして。

コンプガチャ、たりまーと、ナタマラソン、そんなもの知らんわ、まあそうでしょうが最初の1年目から飛ばしていたなあ

 

※まとめる際に実際の結果とともに自分が知る限りの下馬評を書いていきたいと思います、総選挙になると結果論だったり実はわかってたみたいな手のひら返しがたくさん起こるので。

 

第1回総選挙 十時の魔法とアブソリュートナイン

【下馬評】双葉杏神崎蘭子渋谷凛

【結果】 十時愛梨

 

当時はまだ開始9ヶ月でしたが、ある程度の予想みたいのはされていたかな?

あんきらんこと言われた杏蘭子きらり、あとはNGのエースとも言えるしぶりんが知名度で圧倒していた記憶があります。

そんな中で初代シンデレラガールになったのは十時愛梨、当時の人気はすごかったですねー大穴が来たというよりはここが来たかという。

その要因を1つ加えるなら当時の総選挙、無課金に人権なかったんで。投票券全然もらえないで10回で1番の課金選挙だったと思います。その辺も大きかったのかなあ

当時はパッション人気でしたが個性的なアイドルが多かったのが大きかった。それとキュートは普通過ぎて地味、クールは年増が多いでパッションに入る人多かったかな?

それと編成しやすかったし。

 

次にアブソリュートナインですが4回の選挙曲ではなくて、トップ30に入ったキュートの卯月美穂智絵里響子かな子、杏みく菜々幸子の9人です。

基本的にシンデレラのこの属性は10年間このメンバーが主力級です。10年連続圏内が8人、シンデレラガールが2人ですから。

それ以上に重要なのはこの時点でユーザーがこの属性の将来を決めてしまったことです。1,2回を通してですが、欲しいのは正統派アイドル道と面白い奴をくれ、お嬢様も天然も巨乳も年増もいらないからという選挙結果に運営は大暴走します。

(明らかなイロモノキャラしか新しいアイドルが来ない時代がこようとは…)

 

第2回 大物新人と蒼の時代

【下馬評】神崎蘭子

【結果】神崎蘭子

 

前回2位の蘭子がそのまま滑り込む、結果からすれば一番普通だった選挙かな?

それ以上に話題を掻っ攫ったのは新人と蒼という2つの要素、2位のアイドルは新規のアナスタシアでしたし、ありす、奏、周子と今に続く人気アイドルや加蓮、奈緒と言ったメイン所で活躍するアイドルが初入選しています。

その結果、投票の半分がクールなのでは?と言われるくらいに蒼い風が吹き荒れました。この選挙で今の人気アイドルの大半は見えてきたかな?

 

逆にここから苦しくなるのがパッションのアイドル達、人気はないわけでないが大黒柱不在の状態が何年か続きます。原因は運営批判にもなりますが本当に人気あるアイドルに出番を出し切れなかった、この時期に愛梨藍子未央辺りをうまく扱えたらなあ…とは今でも思います。

赤い属性?圏内12人しかいない不人気属性でしたね。上位は強いけど中堅層が存在しないとこれから3年くらい言われたのかな?

 

あとこの時期からボイス=総選挙の流れが出来ています。ただ後で述べるような状態でなく人気アイドルの中の選挙でありボイスという状態だったと思います。そのため、順当とか抜擢枠とか言われるようになっていたかなあ。

 

第3回 ワンダフルマジックとトリプルスター

【下馬評】渋谷凛高垣楓

【結果】渋谷凛

この選挙は比較的変則の選挙だったと記憶しています。

選挙期間に人気アイドルがたくさん出るガチャブーストが強く意識された選挙であり、色濃く反映されていました。

と言ってもシンデレラガールは人気がなければなれない、渋谷凛の1位は納得のできるものだったと思います。(ガチャブーストってどちらかというと運営が過保護にしてしまうことが多かったんで、無くても勝てたが多数)

 

そしてこの選挙の主役の1人が本田未央、パッションの顔でもあるアイドルですが正直人気がなかった。本当に大丈夫かと言われていた時期もありましたがここは運営がよく頑張ったと今では思います。

(その犠牲も重くはありましたが今思うとここで崩れてた時の被害は…)

人気のアイドルというよりもみんなで支えてあげていたアイドルだったと思いますが、そういうアイドル性を持っていた部分もありました。ということで説明はこの辺で。

 

もう1人の主役は10回のシンデレラガールである鷺沢文香です。

もしシンデレラガール最強の新人はと言われたら文香を選びます、アーニャもりあむいますが文香ほどは話題にならなかったなと。

一言で言えば童貞を殺す見た目となぜか盛られる胸、となぜか流されやすい性格に二次創作ではなってましたし、出た当初からスーパールーキーっぷりを見せてたので。

そんな彼女が10回まで何故取れなかったかと言えば、時の運もありますがもう1人の絶対王者がこのコンテンツにいたのも大きかった。

この頃からだったと思います、もしフリーの条件で投票をやればトップは高垣楓と言われ始めたのは…

 

第4回 復讐戦と眠りし猫の飛躍

【下馬評】塩見周子

【結果】塩見周子

ここで新しい名前が出てきますが、この原因は少し前にあった第0回ボイス選挙を端を発したもの。この時に1番人気と言われた周子がまさかの敗戦、その後の選挙ということで事実上の雪辱を晴らす選挙になりました。そしてこの時最も破壊力があったのはガチャブースト、月末ガチャの3人がトップ5に入ってますからね…

 

次に眠りし猫ですが4回2位の前川みくです。

この時の勢いは凄かった、ガチャブースト苦手票の受け皿にもなったのですが知名度は抜群、どこでも行けるキャラ性を引っ提げて堂々の2位。

 

というのはまあ前座で本当の起こしてしまった猫とは4位だった一ノ瀬志希の方ではないかと思っています。

登場当初から人気出そうな見た目だったのですが時間がかかりました。理由は単純で属性が悪い、キュートは古参が強すぎるし18歳で160センチは年だし背が高すぎるという理由はあったと思います。

それが徐々に人気出てきたのはこの辺からでしょうか?見た目は抜群なのと歌が強いこと女性的で弱みをあまり見せないのが同性人気に火をつけた…らしいです。

彼女あたりが出て来るまでは本当にキュートは既存メンバーでやってましたからねえ…

 

第5回 待望の戴冠と大番狂わせ

【下馬評】島村卯月高垣楓

【結果】島村卯月

とうとうパッケージヒロイン、いやコンテンツメインのキャラである卯月が1位を取りました。当時放映されていたアニメの影響も大きいですが彼女もまたいつ取ってもおかしくないアイドルの1位でした。

ただ最初は待遇が良かったこともあって29位でいいやみたいな扱いを界隈で受けてました。人気はあるけど誰か入れるだろ枠、要はコンパでみんな好きそうだから競争避けて狙いから外す枠。それがみんなが入れていいんじゃないかとなった結果だったと思います。

 

次に大番狂わせですが、総選挙最大の大判狂わせは?と言えば佐藤心と答える人が多いのではと思います。中間発表からのごぼう抜きでボイスラインのライバルを追い抜くというかなり珍しい出来事が起きました。

そしてこの選挙ではとにかく声を付けなければいけない実力者たちの力強さを見せられた選挙でもありました。既存のメンバーと同等の人気がありながら不運で声がなかったアイドルが報われた喜ばしい結果だったと思います。主観。

なお、どっかの赤い属性は容赦のないくらいの鉄壁ブロックで声が付かない模様。

 

前半終わり後編に続く。

 

シンデレラは時代を許容する

続きになりますが、まずは前の記事の柔らかなまとめから

  • 15周年おめでとう、あと現状の各コンテンツの状況
  • 昔ながらのアイマスらしさは古参の需要であっても新規需要にはなり得ない。
  • 新しいアイマスらしさを作らなければアイマスは化石になる。それを作れるのはシンデレラガールズやシャイニーカラーズではないか

ここからはシンデレラについての話

 

 

1 シンデレラの変容

シンデレラガールズの始まりは、100人くらいアイドル出してソシャゲっぽいアイドルマスターという無理ゲーから始まっています。

その無理ゲーを担ったのが当時のベンチャー、神劇のバハムートを運営していたサイゲームス、とりあえずバハムートのシステムをそのまま運用した特訓制、トレードあり、クランありというゲームを製作しました。

サイゲがトップまで上がったのはこのバハムートとシンデレラの2作品のお陰と言っても過言ではないと思っています。)

 

話はそれまして俗に言われるモバマスは今でいうグラブルのシステムに近く、キャラを出すだけ出して人気出たのをピックする。アイマスであるがサイゲシステムのゲームデザインにフィットしているゲームだったと言えます。

その一方でアイマスとしては異質の血みどろの選挙戦やイベ上位争いをするコンテンツになったわけで、総選挙システム自体もある意味サイゲだから成立してるとも言えます。

 

一方でキャラの流行りやトレンドを柔軟に取り入れているコンテンツです。

前の記事で初期シンデレラは今よりもバラエティ要素の強いゲームだったという話をしていますが、初期の広告の宣伝文句は人数と個性で、変なアイドルがいっぱいという謎広告もあったくらいです。

今でも個性主義な部分はありますが、9年間で一番初期が強かったと思います。

 

次のステージはアニメ化するためにどのようにコンテンツを整備していくか?だったと思います。化け物みたいな売り上げをたたき出す半面で中心の見えないコンテンツになっていました。

NGと言われる各属性の中央に近い3人。そして初期の人気アイドルで構成されるシンデレラプロジェクトの原型のような存在…新規アイドルを投入しつつ人気のアイドルのピックが行われ始めた時期でもあります。

 

3番目のステージがアニメ時期と並行で行われた、池の人気アイドルを全部抜く作戦。

人気を持っているアイドルは有限である、そしてデレステという大きなステージを作る中で人数が必要。一部属性は長く続くのですが、大まかには5周年程度で収拾がついたのでないかと思います。

 

4番目はトレンドの変化と新たな基軸を導入したところにあります。

デレステではモバマスとは違い音ゲーである以上たくさんのメンバーを出して歌うことが求められていました。このあたりから個人→ユニットへの流れが強くなってきたと思います。

具体的に言えばNG3人とシンデレラプロジェクトから、NG+属性3ユニット+LIPPS+他人気ユニット・個人で広義で言えば40人程度の精鋭を囲うような流れになりました

 

5番目が新アイドルという新たな時代への導入になります。

人気アイドルを全員ステージに立たせるのは長年の悲願であると同時に、将来を考えれば話題不足になるのが見えていました。そして時代に合わないアイドルも出てきておりこのままではコンテンツが縮小する。

その対策として新アイドルは出されたのだと思います。

 

 

2 好まれる属性とは?

 

シンデレラの作品として荒波の中をうまく抜けてきたわけですが、その時々でPの求めるものもずいぶん変わった気がします。

 

まずは、今から始めるアイドル生活、でなくて総選挙を見る限り新しく追加されたアイドルの見ていきたいPが多いのだと思います。

VAで2人が上位、通常選挙50枠で4人がランクインという所を見る限り、全アイドル平均と比べても新アイドルの需要はあると言えるはずです。

 

次にシンデレラもまた別の作品の影響を受けます。

昔で言えばラブライブですが今は黄昏時、シンデレラ以上の化け物コンテンツはバンドリ!、ユニット作ってバンド活動をするゲーム(ゲームではカバーばかりしてるけど)で、シンデレラもその影響を受けています。

 

全員が役割があってキュート、もしくはクールなメンバーがかっこいい曲を歌うというのが流行りとしてあると思っています。

総選挙を見ても美人でクール歌歌えるアイドルが強く、クールアイドルとキュートアイドルが多くランクインしている傾向があります。

 

属性別

Cu

ほぼ上位の変わらないこの属性で9年の大きな変化と言えば、一ノ瀬志希の存在、特に女性人気というのが目につくところになります。

女性から見たカッコよさ、余裕さと繊細さを持つアイドルなのですが既存のシンデレラにあまりないCuのCoタイプで、曲調もしっとりとした感じなのが受けている(見た目もいい。)

個人的に女性P比率が一番高いのはこのキュート属性なのではと見ています。(と言っても比較的男女で好きないアイドルが近いので順位面では大きく差が出てきませんが…)

続いて安定してるのがCu正統派と言われる面々、アイマスの赤、正ヒロインタイプということで安定した需要があります。可愛さは正義というかどの時代でも愛される1要素であるということ。

王道がなければ個性的なアイドルが生きることがないのは自明の理でもありますし。

 

初期のシンデレラの大爆発の震源となったキュート・面白い系のアイドルはここ2年くらいは一時期ほどの勢いはないのかなと見ています。これはデレステという音楽媒体になったのと、パッションに面白いアイドルが勃興しているのが相対的に後退という方向になったのでは…

 

総評すると、人気あるアイドルはずっと人気あるキュートです。

Co

まずは 、初期の初期に大人属性と言われた時代と比べれば時間が過ぎるにしたがってメイン年齢層が下がってきている印象があります。

高垣楓というとんでもない存在を除けばクールにおいても中心は10代中盤ー後半世代になってきていると思います。

また音楽面で恵まれた属性とも言われており、クールな音楽が今の音楽自体のトレンドに近いともいえるわけでデレステで特に強さがある属性になります。

それと看板のアイドル達が率いるトライアドプリムスの影響力が大きい。3人とも全体の上1割に入れる人気の3人なので…ここで新規を集めて周りに散らせている部分もあります。

選挙結果から見る印象ならば昔よりも少数精鋭化してきている印象を受けます。昔のような全体の半分近くを埋める量というよりも上位に入る質が大きいかなあ。

 

総評するならば、シンデレラの現在を反映している属性となります。

 

Pa

元々インパクトの強いアイドルが多く初期の個性の時代では多く名前が挙がっていたがそれ以降静かになり、ただ最近は再建がかなり進んできた印象がある属性です。

 

既存の人気アイドル+後期・新アイドルで人気ある所が中心に新しい秩序が作られていくそんな気がします。その中心が佐藤心や夢見りあむであり、既存組は未央美嘉藍子の3人になり、過去の主要ポストのアイドルの扱いも変わってくるのでは…

 

逆に最近の選挙順位で下がったアイドルを調べると巨乳の1ワードが目につきます、昔ほどそこに食いつかなくなったのかイラストが盛りまくるからなのか、運営があまり好きでないのか。個人的には女性P比率の上昇が原因の1つにあるのではと見ています。 

 

昔比べて過激な性的なイラストが減ったと感じることがあります 。

そのこともあってパッションも癒し系だったりネタ系でない面白いが上がってくるような環境になってきてるのではと…

 

まとめるなら、再建途中でしょうか。

 

1,2を振り返って大まかな流れは、

  • 原初の時代→アニメ向けのコンテンツ整備→人気ユニットと人気アイドルの時代→新アイドルで活性化
  • アイドル個人→ユニット化
  • ネタ・インパクト系→かわいい、かっこいい系(パッションでも癒し系)
  •  男性優先のアイドルデザイン→男女どちらが見ても対応できるイラスト・デザイン

 こんな感じでしょうか、自分の中では普通のアイドルゲームに近づいているという印象を受けます。それを多くのPが望んでいるものでもあると思っています。

一方でアイマスに特別なメンタルを持つPは正直生きにくい側に向かっているとも感じます。古臭さや懐古感がいいと言ってるPは次では振り落とされる側になるのでは…

 

シンデレラは常に変わっていくコンテンツで変わらないと朽ちてしまう。

時代を先導するのは常に環境に適応するものでなければならない、とも思うので。

7色の輝かしい未来

続きになりますが、まずは前の記事の柔らかなまとめから

  • 15周年おめでとう、あと現状の各コンテンツの状況
  • 昔ながらのらしさはアイマスらしさは古参の需要であっても新規需要にはなり得ない。
  • 新しいアイマスらしさを作らなければアイマスは化石になる。それを作ることができるのはシンデレラガールズやシャイニーカラーズではないか

 

1 シャイニーカラーズの現状

 

このコンテンツを簡単にまとめるとすれば、前述のように

  • 20人程度の全員はずれなしのキャラ設定と良絵柄、細かな個人シナリオとグループとしての成長記録、そしてクソなゲームシステムで徐々に規模を大きくしている期待のコンテンツ。

 

となるわけですが、まずはなぜシャニマスが流行ったのかから。

 

シャニマスのコンセプトとして本家アーケードの時代、CSの時代のような1人1人にしっかりとしたキャラ設定と多めのシナリオを持たせる。個々のいろいろな側面を描くというのがあると思っている。

そして現代風にグループで活動しており(現在ソロアイドル自体がかなり希少になっている)チームの中で問題を解決していく、適度に楽しむというシナリオになっている。

その中で流行った要因とすれば…

抜群のイラストとキャラメイクの良さ

テキストシナリオの良さや歌の良さなどは付随して付いてくるものでイラストの良さは初期の初期に多くのアイマスPを引き付ける要因になった。

 

その中でユニットを増やしていき今は6ユニット、多分だが来年には完成形の7ユニットで26,7人の体制になると予想される。

シャイニーカラーズの盛り上がりの最高地点の1つとして来年が上げられるのもそのためである。

 

ただしここからは問題になっている点も挙げていく。

 

知名度

このまま発展させればシンデレラガールズになれるのか?超えられるかとなると疑問符はある。良くも悪くもシンデレラは普通ではなかった。

サイゲという今の有名企業が卵の頃からあったコンテンツであり、コンプガチャというトップニュースになる話題があり、アニメ化を行い、デレステでリスムゲーという世界でトップに君臨した時期もあった。そして今はドームライブを満員に出来る目がコンテンツ。はっきり言って異常だ。

 

もしシャニマスがこれから7ユニットになり、アニメ化して、リスムゲーを作ったとしてもシンデレラにはなれない。時期があまりに違うからだ。アイマスの殻を超えられるコンテンツになれるかはわからない。

 

あえてこの話題をあげたのはミリオンライブという存在を見ているからである。外部の見方はアイマスの売れない方と見られてしまうのだ。第一印象でこれほど悪いものはない。

今は新しいこともあってかなり優しい評価を受けている気もするが、年数が経てばそういう見方をされる可能性もある。まだ2年のコンテンツにそこまで求めるのは厳しいがシンデレラの2周年の時期の人気はかなり恐ろしかったので。

 

・人数

シャイニーカラーズというゲームの都合上多くの人数を養うことは難しい。

仮に190人にでもすれば重厚なシナリオは作れない、全員はずれなしのキャラ設定も不可能だ。

仮に来年もしくはその先で7ユニットにしたところで人数増加というプラス要素は使えなくなる。その状態になった時にどのように話題を提供していくのだろうか。

またストーリーを作る際もこれまで作ったものと外れなく、被らない様にと年数が経つと拘束が多くなる。Pの見る目も厳しくなる。今のようなストーリー売りをいつまでできるのか?というのもある。

 

・運営形態

シャニマスのガチャはきつい、最近はそう言われることが多い。

やっている自分も思うのだが限定が多いからである。そしてガチャ排出のアイドルにストーリーがついているので手に入れられなければ見ることはできない。殆どのPは全てのシナリオを見ないでキャラを判断することになるし、同じような知識量の土壌を作るのも難しい。

そのような状態であれば二次創作などの活動も難しくなるだろう。なぜ、こんなにガチャがきついのだろうか?

 

それは運営会社(ゲーム運用担当)enzaの経営の貧弱さに他ならない。

シンデレラで言うサイゲのようなものであるのが、すべての会社がバハグラブルシンデレラと主力選手ばかり育てられるわけでない。

現在のenzaの大きい部分はシャニマスに依存しているといってもいい。昔のようなあぶく銭が稼げる業界ではない、

そのため多くの儲けを出す=限定を多くして課金を稼ぐということになる。

聞く話では(あくまでも自分の見てる範囲で)、もう資金的にゲームについていくのが難しいと考える人もいるようで現状の限定ばかりは限度が出るだろう。

もしかしれば旧ミリマスのような下手な運営で急激にアクティブが飛んでしまうことも考える。シャニマスにおいて最も恐れている所である。

 

 

と、ここまで問題を挙げたが、新しいこともあってすべてのアイマスの中では一番問題が少ない状態である。

また比較をシンデレラにしているからこそ高い壁になるが、シンデレラのように売れなくてもやっていける世界ではある。現状の不安定なゲーム運営をみるとむしろその方がいいのかもしれない。

何といっても今のアイマスの中で唯一と言っていい、キャラクターデザインに問題を抱えてない点はかなり強い長所である。

それは最初の評価でもある新しいアイマスっぽさを作れるコンテンツになれる可能性を秘めている。

今一番勢いがあるアイマス、それがシャイニーカラーズなのは間違いない。

 

 

 

アイマス15周年とアイマスっぽさ

 

アイマスが15周年だそうです。

私が覚えているのは小学生の時に見かけたゲーセンの隅で地味に動いている緑の筐体がアイマスの最初のイメージ(この頃ってWCCFとか強すぎてみんなやってたっけ)

次に覚えているのがニコニコ動画でやたらと動画が上がるコンテンツ、というイメージ

 

シンデレラに入ったのは本家の流れは全くありません、むしろサイゲ族としてバハムートからシンデレラにたどり着いた変わり者です。その自分が見ると…

アイマスはシンデレラが始まる前から一定の支持基盤があるゲームだった

シンデレラガールズによって爆発的にユーザーを増やした

・なんかほかにもいろいろシリーズのある

(男性主体のアイマスのサイドM、あまりにも特殊なので触れることが出来ぬ、すまぬ…)

 隣町のバンナムアイドルマスターシリーズのざっくりとしたイメージです。

 

あまり本家好きな人の前では言いませんが…

ここ7年くらいシンデレラがトップコンテンツで、15年の半分はシンデレラを中心に動いている、現在進行形で。という風に見えています。

これからもシンデレラが中心か別のアイマスが伸びるかは判りませんが、アイドルマスターは昔とは違う見られ方をしているんじゃないかと思っています。

自分たちの思ってるアイマスっぽさも、最近の人はアイマス=シンデレラでしょ?と返してくるわけです。

 

シンデレラガールズというのはそもそも本家、もしくはミリオンとは全く違う系列のゲームです。

バンナムサイゲの子供と言われるように古参で大手のナムコっぽさと新鋭で危なっかしいサイゲっぽさが含まれている。そんなゲームです。

私はいろいろなサイゲのゲームをしていますが運営批判はかなり大きいと思います。シンデレラも他のアイマスに比べて批判は多いはずです。ただサイゲのゲームは他のアイマスコンテンツより大きい、たくさんの人を引き付けているという事実もあります。

 

何故サイゲが批判をされるのか、それはたくさん行動してたくさん失敗しているからだと思っています。

無難に作ることはできる、ただ大きくするのは無難では済まされない。8割の人間に好かれて2割は嫌いみたいなこともしないといけない。其2割が炎上すれば見た目失敗なわけです。

シンデレラ大企業の1事業としてはかなりの波乱万丈です。一方で新鋭企業からすればのし上がる1要素としての大きな足跡でもあります。

コンプガチャ、アニメ化、リズムゲーム、ドームライブ…

シンデレラは時に大きな失敗もしましたがその度にたくさん行動をして大きくなったゲームなわけです。

 

少し前置きが長くなりましたが、話題として…

アイマスらしさは今のP、新規Pに受け入れられるのか

 

最初に結論が言えば、昔ながらのアイマスらしさは古参の需要であっても新規需要にはなり得ない。となります

 

アイマスらしさを定義するのは難しいですが本家765がアーケードやゲーム機で行ってきた活動、もしくはライブ活動などを基にした

アイドルの成長と団結を基にしたトップアイドルを目指すコンテンツと定義することができます。副次的に言えばアイドル達がいろいろと面白おかしく遊ぶコンテンツでもあります。

 

少なくとも一時は大きな勢力を持っていたコンテンツであった、成功したのは間違いないのですが今はミリオンライブというゲームの一部の扱いになっています。

ミリオンライブは最近のアイマス作品では一番そのアイマスらしさを持った作品となっていますが、個人的に言えば、765本家全盛期ほどの幅があるかと言われると考える状態です。

 

そしてそれと同等以上を持つ勢力としてシャイニーカラーズ、そして最大手シンデレラガールズがあるわけです。

シャイニーカラーズは僅か2年でミリオンライブと同等以上の規模になりました。20人程度の全員はずれなしのキャラ設定と良絵柄、細かな個人シナリオとグループとしての成長記録そしてクソなゲームシステムで徐々に規模を大きくしている期待のコンテンツです。

アイドルを増やせる期間は限られると思いますが、もしかすれば次のアイマスのトップになる可能性もあると思います。

 

シンデレラガールズはアイドルゲーム界、ソシャゲ全体でも上位に長年君臨しているビッグネームでもあります。

たくさんのアイドルから好きなアイドルを選んでプロデュースする、もしくは好きなユニットを選んだり、血みどろの選挙戦やイベ上位争いをするコンテンツ。アイドルプロデュースは出番の多いアイドルなら十分かなという感じ。

シンデレラの強みは絵柄の良さと、3Dキャラモデルの良さ、あとは人数がいる分上位オールスター部分のキャラ・ユニットパワーが他の追随を許さない点にあります。

良くも悪くも担当のコンテンツでの立ち位置次第ともいえるパワーゲームです。

 

個人的な印象ですが、シャイニーカラーズもシンデレラもアイマスっぽさってあまりないんですよね。むしろアイマスという名前を借りた新機軸。

アイドルを成長させるという側面は維持しつつ、アイドル同士の団結やキャラクター的な面白さよりも、女性の持つ可愛らしさや強さやカッコ良さ。ユニット同士の関係などを主題にしていると思います。

 

初期のシンデレラはかなりバラエティ色が強かったのですが、ここ数年はその部門はできるアイドルに任せてアイドルゲームとしての華やかさに主題を置いていると思います。

界隈の流れをうまく受け取ってユニット別で誰もが美的に水準が高いキャラ達を集めたシャイニーカラーズ。

コンテンツ自体もシンデレラやシャニマスの女性Pもずいぶん増えています。この2つは近年のトレンドの部分にも載り切れているコンテンツだと思っています。

 

そのような状態で私が思ったのは、今のPもしくは新規Pはシンプルにアイドルたちが活躍するゲームを求めてるのでは。

さらに最初から終えるならなお良し、良い曲がくるならなお良し。と言った感じで。

 

奥にあるアイマス的な団結や全員を大事にしようとする考えなどは深入りしないで、興味ないイベなら別ゲームに行けばいい。というソフトな考えが増えている気がします。

その中で部分だけかじれるシンデレラと積み重ねが少ない、少数精鋭のシャニマスが指示があるのかあなと。

 

繰り返しますが昔ながらのアイマスらしさは古参の需要であっても新規需要にはなり得ない。と思っています。

そして新しいアイマスらしさを作らなければアイマスは化石になる。それを作れるのはシンデレラガールズやシャイニーカラーズではないかと期待しています。

 

つづく

 

Cuアイドルの狭い世界

総選挙後に少し話題になった話をします。

1か月待ったのは完全に火が収まるのも待っていたということにしておいてください。

 

今のCu正統派声無しのPは声有に転向しろ。一言で言えばこういう話でした。

無論そんな話聞いたら各所で色々な意見が出るのは間違いない話で、かなり一方的に批判の雨が流れてましたね(当然だろうが。)

 

俺も感情だけで言えば、みんな頑張ってるんだよ、好き勝手いうななのですが。

 

一件はCuの持っている環境にも問題があってめっちゃ被ってるというのは否定しない方がいいとまで思ってます。

量産型じゃないというのでなくて量産型がごとくたくさんいるという現実は存在する。

それはなぜか、だったらどうするという話

 

1 選ばれしものたちの時代

これはCuという属性が不人気だった時代の話で、選挙でも少数精鋭をやってる頃の話

正統派 卯月、智絵里、美穂、かな子、響子

便利屋 みく、菜々、杏、幸子、まゆ

(ロリ枠桃華美玲)

 

このメンバーに優先していい出番を回していた時代があった、ただしそれ以上に人気面でこのメンバーと他で大きく差があった時代が存在した。それでもこの属性は何とかなってたし、総選挙で上位狙えるようにはなって来ていた。

 

その後、まゆがヤンデレ辞めたり、Cuとしては異質で魅力的な一ノ瀬志希が来たり、最後の正統派と言われた乙倉悠貴が来たりしたわけだけど正統派枠というのは存在はしてたと思う。

それで目立てないアイドルは全然目立てない属性だったと思う。その理由は下に山ほど書く予定であるからそこは容赦してほしい。

 

2 あくまで擁護するなら

Cuで正統派といえば。有名な所で言えば狭い意味で言えば卯月美穂響子のPCSと智絵里や悠貴、広めにとればまゆやかな子まで入ってくると思う。あかりもまた正統派に入る?どうだろうみくにゃんの弟子と思うし。

あくまでもこの選挙で入ってきているアイドルの中で話した。ただ現状の選挙の結果やボーダーなどは如実に表していて、Cu正統派が全体からして確保できる比率の限界を示している。

安定してPを持っている=人数いても構わない数ではあると思う。このコンテンツにおいては30人の1回選挙なら5人だったし、50人ならば7人くらいになるのだろう。

 

ただこのコンテンツのCu正統派は30人近くになるのではと見ている、現実としてあぶれる、報われない、それなら意味なくね?それが転向しろと言ったPの意見なのだろう。

そのことに関しての理屈には理解できないわけでない、このコンテンツは勝ち負けがあって皆が幸せにはなれない。

そういう意見もあるよ?くらいならまだよかったのだが。

 

3 なぜ被るのか?

それはすごく自分勝手な言い分だとは思うと思うが、枠がないというのは数年来感じていた話である。

響子が声つく前は正統派枠はもう埋まったのではないか?と思ったことはあったし声ついてからは島村卯月という絶対の存在の大きさも感じる。

ボイス無しのアイドルにとってはPCSと智絵里が大きな存在なのだと思う。 全体の中で正統派Cuが取れる割合を見れば、

ただよく考えたら最初からそんなにたくさん枠なかったよな?

 

ぶっちゃけ便利屋枠もみく菜々幸子杏が強すぎて同じくらい絶望感がある世界だと思う。あのメンバーより面白くするの無理だもの。

こちらは好みでなくて厳密に無理と言えるくらい差がある。

いろんな面白い個性のアイドルいても、初期からこの辺+志希使っとけば大安定が取れるという経験則がある。

 

とある人はアイドルを作り過ぎた、と言ったがそれは一面では間違いないと思う。

もっと言えばCuという属性自体が25人くらいで回せるところを65人入れてしまった世界

なのでは?

アイドルが多いというよりも領域が狭い、だから被るというわけだ。

 

4 キャラメイクが被る理由

 

1番目に65人の年齢内訳を見ると、12歳以下が5人いる。ここはあまり被ってないだろう。20歳以上にが10人いる。ここも他属性よりは少ない

(この年齢層が人気先導者がいなくてほぼ死んでしまってるのだが、それは別の問題。)

残りの13~19という7つの年に50人を入れている。他の属性は40人程度なのでこの時点でどんな特徴をつけても被りやすいとわかる。

昔から美穂や智絵里、みくや菜々に泣かされるアイドルはたくさんいると言ってるがまさしくである。

 

次に、2番目属性を決めるなら、CuCuが正統派でCuPaが便利屋であることが多い。

CuCoという二重属性がかなり少ない、1つはそれをすると年齢層が高くなるのと、CoCuという属性のクールアイドルは半端なく多いし半端なく人気がある。

TPですらPa寄りはCu寄りだし、蘭子乃々ありすとすらすらと出て来る。その部分でCuは特徴の幅が取れない。

 

3番目に、指摘されている部分でもあるのがCuアイドル個人の担当Pが同じタイプばかりに行きたがるというのは外せないと思う。

関ちゃんあたりからCuでは頑張りストーリーを求める傾向が強くなった。

裕美→ほたる→あかり 忍、加奈と言った具合に興味がない人からすればそんな変わらないと思われる流れにはなってると思う。(こずえが唯一例外)

Cuアイドル好きとすれば些細な差を好きになるものなのだが、それが場を狭くしているのは理解できる。

 

Cuが狭いうえにPが好きそうなアイドルで、そう考えるともう1通りしかない。

それで既存と被らないというのは無理、というのが現環境。

 

 

 

5 CuPが自ら作った世界

 

実は1年目、総選挙前はいろいろなアイドルを試していた時代があった。今声がないアイドルで1年目からSRのあったアイドルもあった。お嬢様路線をだしたりとかもしてた。色々出した。ただその路線は不評だった。

好評だったのは杏ニートだったし、幸子の腹パンだったし、ウサミン17歳だったし

みくファンだった。

さらに1回2回総選挙ではCuは不人気属性だった。最初に挙げた12人しかいなかった。

色々出しても人気がないしその中でPがついてるのはこのメンバー。Pの意見こそが正統派、便利屋という流れでもあり運営も金儲けするのはこのメンバーだった。

 

お嬢様属性という当初の構想は破綻したし、便利屋というなんでも屋ができた以上に個性売りにするアイドルは入れなくなった。

ただ個性押し路線をしたこともある。ただ追加されたアイドルも志希という例外はありにしろ、また博多とんこつ味かと言われるくらいクソでか個性にもたれて、正統派の乙倉ちゃんが来てほっとしたくらいの状況だった。

 

また人気アイドルがはっきりしていたこともあり抜擢さえしなければ安定が見込める属性あった。志希、桃華、響子、悠貴、美玲と総選挙で名のあったアイドルに声をつけるのがお互いの利益であった。

 

人気による選考が終わったら正統派ストーリー路線に入ったのもPが選挙で票を入れたからだ。少なくともCuにおいては多少の人気差よりも物書きがうまいかが重要な気がする。

結果的にボイス付きや候補がそういうアイドルで占められて正統派多すぎ論も出てきている。

 

 

運営は現状を変えないのか?という意見もあるが、前提として多くのPを巻き込むのが運営の利益である。はっきりと言えばこの正統派ストーリー路線だろうが、もっと言えば次の声付き誰だろうか利益にならない。

お金を大量に落とすのは人気による選考が終わる前のアイドル達であって彼女らではない。その中で贔屓アイドル作って運営が介入するのは批判はあっても賞賛はない。今更やっても遅すぎるのだ。

 

個人的にはこのアイドル被りまくり現象はサービス終了まで続くと思っている。 

 

 

総選挙 まとめ

正直言えば古戦場忙しくてインターバルの今日しか空いてねーよという感じなので久しぶりにブログ更新していきます。

 

総選挙から1か月が経ちました。

結果からですが、本命視されていた北条加蓮の圧勝となりました。

おめでとうございます。

前々回3位、前回2位と1歩ずつ登っていった頂点、初回は圏外にけり落とされてたのになあ、と思う隔世の域を感じます。前々から加蓮Pは課金力や深さはすごい、ただ広さはどうかと言われてた気がしますが今回は何も言うことがないレベルで1位獲ってしまいました。

さて、卯月、凛、楓のCG持ちで現状の人気3強に匹敵する安定感を出していくのか次回以降も注目です。

 

2位は文香でした、志希とどちらかと思ってましたが文香強い。

前回2位のCG獲得率が50%な以上最有力候補になったと言えるでしょう。そして3位志希も安定感がすごいなあ。

奈緒、奏の次世代のCG争いは奈緒に軍配、ここから始まる本当の勝負が見えてきました。

あとは楓さん5位ですか…卯月や凛も上位いるし…この3人明らかにやばいんだよなあ。

 

Cu

安定のメンバーでした、美穂は17位、響子は32位、卯月は11位、智絵里が9位でした。

志希から始まってその後ろの桃華、乙倉ちゃんあたりまでは納得のメンバー、紗枝はんが初入賞でしたね

それとあかりんご35位、すごいなあ。

 

Co

やっぱりCo強いなあと思う部分が半分、昔より圏内人数減ってきてね?と思う部分が半分でした。上位への圧縮が進んでいる?

まあTPがトップユニットとしての貫禄を見せてるなあと、メンバーはこちらも変わらず安定でした。

ボイス選挙組も強いですね。ありす美優茄子森久保肇飛鳥と7人いると思うと、今の19人とCG取った周子で20人くらいで固定してきたのかな人気層はとも思います。

 

Pa

新秩序、見えてきましたね。

藍子が6位Pa1位で美嘉が2位と初期からいるメンバーが入る一方で、

シュガハ、りあむ、よしのん、凪と続くメンバーを見るとジュエリーズ組とかの括りはPaでは無用なものなのかなと。

あとはとときんが名前が見える所に来ていますね、未央もですがこの2人も想定では初期の上の方にいるのだと思いますし、既存と新メンバーでバランスがとられていくという感じになるのかなと

 

次回を見るならば、文香、志希、奈緒の3人の争いと見ていいのでは?

 

ボイス選挙

正直予想できへんよ…

開始前は本命を七海、あかり、あきらにしていました。そこにマキノ、忍あたりが入ってくるかなと…

個人的には新アイドルに票が集まるとは思ってたのであきらの可能性は見ていました。ただつかさが来たというより七海が外れたの予想外、1位狙いでなくて3位でも獲れると思ってたので

今回は本当に予想できないパターンだったのではと思うし、結果から教訓を言うのも難しいと思います。あまりにイレギュラーすぎるので。

 

次回があるとしたら、参加新アイドルがいたらかなり強いというのが1つ

それ以外だと七海、マキノを推しておきます。何だかんだで今回もCo2枠だったしそこの強さはあるわけで。