僕たちの十年戦争~総選挙今昔物語1
記念すべき第10回総選挙は鷺沢文香のシンデレラガール戴冠という結果になりました。
この時期になると毎回そうですが、もう総選挙も長くなったなあと。
ということで今回は振り返りが主題ということで…第一回の話とかもう老害した語れないのではないか?とか思ったりして。
コンプガチャ、たりまーと、ナタマラソン、そんなもの知らんわ、まあそうでしょうが最初の1年目から飛ばしていたなあ
※まとめる際に実際の結果とともに自分が知る限りの下馬評を書いていきたいと思います、総選挙になると結果論だったり実はわかってたみたいな手のひら返しがたくさん起こるので。
第1回総選挙 十時の魔法とアブソリュートナイン
【結果】 十時愛梨
当時はまだ開始9ヶ月でしたが、ある程度の予想みたいのはされていたかな?
あんきらんこと言われた杏蘭子きらり、あとはNGのエースとも言えるしぶりんが知名度で圧倒していた記憶があります。
そんな中で初代シンデレラガールになったのは十時愛梨、当時の人気はすごかったですねー大穴が来たというよりはここが来たかという。
その要因を1つ加えるなら当時の総選挙、無課金に人権なかったんで。投票券全然もらえないで10回で1番の課金選挙だったと思います。その辺も大きかったのかなあ
当時はパッション人気でしたが個性的なアイドルが多かったのが大きかった。それとキュートは普通過ぎて地味、クールは年増が多いでパッションに入る人多かったかな?
それと編成しやすかったし。
次にアブソリュートナインですが4回の選挙曲ではなくて、トップ30に入ったキュートの卯月美穂智絵里響子かな子、杏みく菜々幸子の9人です。
基本的にシンデレラのこの属性は10年間このメンバーが主力級です。10年連続圏内が8人、シンデレラガールが2人ですから。
それ以上に重要なのはこの時点でユーザーがこの属性の将来を決めてしまったことです。1,2回を通してですが、欲しいのは正統派アイドル道と面白い奴をくれ、お嬢様も天然も巨乳も年増もいらないからという選挙結果に運営は大暴走します。
(明らかなイロモノキャラしか新しいアイドルが来ない時代がこようとは…)
第2回 大物新人と蒼の時代
【下馬評】神崎蘭子
【結果】神崎蘭子
前回2位の蘭子がそのまま滑り込む、結果からすれば一番普通だった選挙かな?
それ以上に話題を掻っ攫ったのは新人と蒼という2つの要素、2位のアイドルは新規のアナスタシアでしたし、ありす、奏、周子と今に続く人気アイドルや加蓮、奈緒と言ったメイン所で活躍するアイドルが初入選しています。
その結果、投票の半分がクールなのでは?と言われるくらいに蒼い風が吹き荒れました。この選挙で今の人気アイドルの大半は見えてきたかな?
逆にここから苦しくなるのがパッションのアイドル達、人気はないわけでないが大黒柱不在の状態が何年か続きます。原因は運営批判にもなりますが本当に人気あるアイドルに出番を出し切れなかった、この時期に愛梨藍子未央辺りをうまく扱えたらなあ…とは今でも思います。
赤い属性?圏内12人しかいない不人気属性でしたね。上位は強いけど中堅層が存在しないとこれから3年くらい言われたのかな?
あとこの時期からボイス=総選挙の流れが出来ています。ただ後で述べるような状態でなく人気アイドルの中の選挙でありボイスという状態だったと思います。そのため、順当とか抜擢枠とか言われるようになっていたかなあ。
第3回 ワンダフルマジックとトリプルスター
【結果】渋谷凛
この選挙は比較的変則の選挙だったと記憶しています。
選挙期間に人気アイドルがたくさん出るガチャブーストが強く意識された選挙であり、色濃く反映されていました。
と言ってもシンデレラガールは人気がなければなれない、渋谷凛の1位は納得のできるものだったと思います。(ガチャブーストってどちらかというと運営が過保護にしてしまうことが多かったんで、無くても勝てたが多数)
そしてこの選挙の主役の1人が本田未央、パッションの顔でもあるアイドルですが正直人気がなかった。本当に大丈夫かと言われていた時期もありましたがここは運営がよく頑張ったと今では思います。
(その犠牲も重くはありましたが今思うとここで崩れてた時の被害は…)
人気のアイドルというよりもみんなで支えてあげていたアイドルだったと思いますが、そういうアイドル性を持っていた部分もありました。ということで説明はこの辺で。
もう1人の主役は10回のシンデレラガールである鷺沢文香です。
もしシンデレラガール最強の新人はと言われたら文香を選びます、アーニャもりあむいますが文香ほどは話題にならなかったなと。
一言で言えば童貞を殺す見た目となぜか盛られる胸、となぜか流されやすい性格に二次創作ではなってましたし、出た当初からスーパールーキーっぷりを見せてたので。
そんな彼女が10回まで何故取れなかったかと言えば、時の運もありますがもう1人の絶対王者がこのコンテンツにいたのも大きかった。
この頃からだったと思います、もしフリーの条件で投票をやればトップは高垣楓と言われ始めたのは…
第4回 復讐戦と眠りし猫の飛躍
【下馬評】塩見周子
【結果】塩見周子
ここで新しい名前が出てきますが、この原因は少し前にあった第0回ボイス選挙を端を発したもの。この時に1番人気と言われた周子がまさかの敗戦、その後の選挙ということで事実上の雪辱を晴らす選挙になりました。そしてこの時最も破壊力があったのはガチャブースト、月末ガチャの3人がトップ5に入ってますからね…
次に眠りし猫ですが4回2位の前川みくです。
この時の勢いは凄かった、ガチャブースト苦手票の受け皿にもなったのですが知名度は抜群、どこでも行けるキャラ性を引っ提げて堂々の2位。
というのはまあ前座で本当の起こしてしまった猫とは4位だった一ノ瀬志希の方ではないかと思っています。
登場当初から人気出そうな見た目だったのですが時間がかかりました。理由は単純で属性が悪い、キュートは古参が強すぎるし18歳で160センチは年だし背が高すぎるという理由はあったと思います。
それが徐々に人気出てきたのはこの辺からでしょうか?見た目は抜群なのと歌が強いこと女性的で弱みをあまり見せないのが同性人気に火をつけた…らしいです。
彼女あたりが出て来るまでは本当にキュートは既存メンバーでやってましたからねえ…
第5回 待望の戴冠と大番狂わせ
【結果】島村卯月
とうとうパッケージヒロイン、いやコンテンツメインのキャラである卯月が1位を取りました。当時放映されていたアニメの影響も大きいですが彼女もまたいつ取ってもおかしくないアイドルの1位でした。
ただ最初は待遇が良かったこともあって29位でいいやみたいな扱いを界隈で受けてました。人気はあるけど誰か入れるだろ枠、要はコンパでみんな好きそうだから競争避けて狙いから外す枠。それがみんなが入れていいんじゃないかとなった結果だったと思います。
次に大番狂わせですが、総選挙最大の大判狂わせは?と言えば佐藤心と答える人が多いのではと思います。中間発表からのごぼう抜きでボイスラインのライバルを追い抜くというかなり珍しい出来事が起きました。
そしてこの選挙ではとにかく声を付けなければいけない実力者たちの力強さを見せられた選挙でもありました。既存のメンバーと同等の人気がありながら不運で声がなかったアイドルが報われた喜ばしい結果だったと思います。主観。
なお、どっかの赤い属性は容赦のないくらいの鉄壁ブロックで声が付かない模様。
前半終わり後編に続く。