属性について(1)
シンデレラガールズを語るのに切っても切れない要素の1つに属性がある。
昔は担当属性という要素が強かったし、今では属性曲というくくりで意識させられることになっている。
1 アイドルの属性と属性P
言われるまでもなく全てのアイドルには属性が定められており、キュート、クール、パッションという3つに分けられる。
まずは、モバマス開始当初の属性の説明から
- キュート 可愛い、お嬢様
- クール 知的、ミステリアス
- パッション 元気さ、個性的
今の状態がこうなっているかは別として、開始当初はこういう信念で100人程度の属性分けが行われたと思ってほしい。
ここでよく●●はCu、●●はPaとかいうのもあるが、当時はそこまで大きく個性の道が開けてたわけでなくて、属性イメージありきな見方が多かった。
その混沌の時代から1年もたって主力となるアイドルが決まってくると、イメージ本意でなくてアイドルの特徴がメインになってくる。
●●がいるCuや××がいるCoなどアイドルのイメージが属性のイメージになっていく。
(歴史と属性の変容はこのあと)
一方で属性Pというのも存在する。
正しくはCoを応援してるとかではなくて、好きなアイドルにCoが多い程度のことである。モバマスでもデレステでも同じ属性のアイドルを集めると成果を上げやすいのでゲーム性の中で必然と生まれたものである。
また、同じ属性のアイドルは絡みやすい、というのも6年間の傾向である。自分とよく組む相手が好きになるというのは珍しくないことでその辺も属性Pというものができる原因である。
属性Pイメージ
Cu ホモ、Co 変態、Pa ハゲ
というネットスラングは冗談として
- Cu 担当一筋で熱心、もしくはアイドル育成の本筋を好むPが多い
- Co アイドルのギャップを好む、きらびやかなカッコよさを好む
- Pa アイドルの個性や明るさを好み、交友関係を楽しむことを好む
- 属性なし 好きなアイドルユニットを重視する、シリーズ全体を好む
あくまでも例外もあるが、自分の独断と偏見でこう定めた。
よく属性Pで違いがないという人もいるが、ここまでの経験からして自分はあると思う。それが選挙などに影響したりもするのだが…
2 展開の中心になっていく3人の属性
アイマスでは春香、千早、美希の3人であり、シンデレラでは卯月、凛、未央である。
基本この3人は属性全体の個性で端にいくことはなく中心点に近い所にある。
卯月はゲーム全体の顔もすることも多く尖ってない個性を売りにしていることもあり、Cuの中心に限りなく近い。またCuアイドルも卯月というアイドルをバランスの中でうまく中心に立てている、都合がいいと見てたりもする。
凛もまた古くからの開拓者で顔の1人であり、あのCoの中では常識人の立ち位置にいることが多く中心の近くにいるのは間違いない。
ただし卯月との違いは凛はTPのセンターにいることが多いこと、またCoという属性が年齢層が広く個性も広い。
凛はCoの中心的な場所にいつつ、Coの中のハイティーンの中心という見方もできる。
全体で見れば卯月にめんどいこと任せておいしいポジションである。
未央はPaという属性の中央集権の難しさの象徴でもある。
元気ではあるが個性のPaでは個性の薄い方である、そもそも中心を必要としてないのかもしれない。中心を見るよりも個が固まる属性である。それがすべてのアイドルに目が向く利点でもあるのだが。
未央の立場をいうならば個性派集団の全体のバランサーという見方ができる。言ってしまえば飲み会の幹事のような扱い、貧乏くじもひく、そんなポジションである。