関ちゃんと愉快なピエロの話(2)
前の話を纏めるとCuの壁・時勢・努力と幸運の3つです。
3 愉快なピエロ
題名にもした愉快なピエロですが、恐れず言えば関ちゃんPと言われる存在です。
基本は担当を好きで仕方ないのですが、少し奇行を行うとしても界隈では有名だったりします。
前回からの続き5回選挙で名前を挙げたわけですが、そこから行ったことの一例がこれです。
・担当に適当にこじつけて盛り上がる
・担当関連のツイートが来ると囲い込む
・とにかく積極的に担当を売り込む
・絶え間なくひたすら情報を発信し続ける
これをアイマスでない界隈でやったら迷惑行為でミュートくらったりします。
しかし同人性の高いアイマスの界隈だと一部のPは熱心なP活動として見てくれたりします。
その比率を考えたときたぶん上の方が多い、担当決まってるのに隣で拡声器で叫んでくる奴ですから。
しかしここから総選挙特有のレトリックが入ってきます。
シンデレラ総選挙はアイドルの多さもありかなり票の割れる選挙になってます、例えばシンデレラガールになるには全体の5、6%で声つくには全体の3%程度獲ればいいわけです。
50でなくて3、多数に嫌がられてもいいわけです。
騒がしい集団であっても33人に1人くらいは面白い集団と見てくれるかもしれません。そのPを確保するためには愉快なピエロでもしようというのがここです。
無論担当Pとしての活動も怠っていないのですが、それは地味であり前面に出ないものでもあります。そのためアイドルよりも担当Pが目立つという逆転現象は起こりました。(それは邪道だという人は結構います。)
4 2つの幸運
狙い通り3%の票を確保できたのか、票数からいえば確保できてません。
しかしご存知の通り第6回選挙で声付き枠を確保することになりました。それには努力も幸運も大きいことは述べておきます。
・乙倉、美玲の2人が声付き
・Cuの声つけ枠の謎の下落
前者は運営の仕込みかもしれませんが、結果的に一本化されました。
後者は普段は総合9位で属性3位は難しいが、今回は何とかなったと言っておきます。頑張ってないと言いたいわけでないし、選挙が結果が最も重要だと思ってますので結果を出した以上成功だったわけです。
5 その後の好影響、悪影響
この一件は、声なしアイドル、特に選挙でオール圏外であったアイドルの担当の意識を変える結果になりました。
好影響としては界隈全体が活性化して、声なしであることを卑下しなくなったことです、最近は声なしのPでも存在感のあるPが増えたと思うことはあります。
また自分を含めて声付きのアイドルの担当としても、常に楽しそうにP活動をする重要性を認識するきっかけになりました。対面もあるのでバカ騒ぎはしませんが。
悪影響のほうは、日々の活動が重要ということでが常在戦場という流れで界隈全体がギスギスしてしまったということや、一部の支持を得て声つけば勝ちと過剰な動きを取るPもいるということ。
この辺は前から話していることですし、これからも話すことになると思います。
6 まとめ
1で書いた2つの意見を覚えているでしょうか?それの補足をしてまとめていきます。
・関ちゃんPは頑張って結果を手にした、すごい
実際すごく頑張って結果を得たが幸運もずいぶんあった。それだけ選挙は厳しいし同じことができたとしても声付きという結果が出るとは限らない。
だから他のPも頑張れという風潮は無理振りに近い。
・関ちゃんPはうるさい、いい方法でない。
うるさいというのは間違いないし、いい方法か言えばまっとうではないと思う。
だが当時の環境を見ればこのくらいの無理をしなければどうもならなかったし、現状これ以外の手段が見えてこない以上仕方ないのではないか?
関裕美が時代の旗頭になるのか、1つの時代の中で特殊な例になるのか
それは来年にでもわかることなのかなと、そのどちらを望むのだろうか