ガラスの靴と椅子取りゲーム

アイドルマスターシンデレラガールズについてのブログ

恒星・卯月のいる世界の中で

新年2発目は期間を開けずに古戦場のガチャ回しながら書いてます。

もう眼玉を見たくない…そんな気持ちです。

 

今回は明るくも暗くもない話、少し頭を使う話をしていきます。

題目ですが卯月の内面や本人の話題はしません、そうではなく偶像卯月とその周りのお話になります。

 

1 卯月との違い

宇宙にはたくさんの恒星があり惑星がその周りをまわっています。

その中心にいる存在が卯月であり、その周りに散らばっているのがアイドル達(特にCu)になります。

卯月はシンデレラ展開の主要ポジションにいて常に光の当たる存在になっています、それは過去も今も作品が終わるまで変化ない絶対的なものです。知名度も高く性格やキャラ性についても細かく知ってるPが多いと思います。

そこでCuアイドル、特に正統派と言われるタイプの担当をしているとたびたびこんな話を聞くことがあります。

「それで、卯月とどの辺が違うの?卯月でもできるんじゃない?」

 

担当アイドルと島村卯月との比較、これを味わったPはそこそこいると思います。

こういう事案に出会ったとき大抵のPは担当と卯月の違いを声高に話します、ただうまくいかないことが多い、知名度が違いますからね。

次に卯月と違う所、近い所、同じところを考えていきます。担当の響子を例に出すなら料理、家族、狂気、この辺は違う所、近い所は可愛さ、髪形(サイド)とか、

そして同じなのはユニットと初期衣装、登場期間、中心を務めやすいキャラ軸くらいでしょうか。

その後もう一回話すと案外うまくいく、卯月への好感度や違いを聞きたいのか引き出しから品を出せばいいわけです。

 

2 影響される世界

卯月の近くにするアイドルは恒星卯月の影響を受けることは避けられません、地球が太陽がの影響を受けるように。一方で個性が立っていて、属性が違うなどなら全く受けないアイドルもいると思います。

例えばNGとPCSという2つのユニットがありますが、NGの場合は3人が別々の個性を持って活動しその中で調和するユニットのように思えます。

例えるなら正三角形の中心から角に向かう3つのベクトルを想像してもらえると助かります。

一方でPCSは3つのベクトルを平行に並べる、その中でさらに3つの違いを出さないといけないという少し難しい調和になります。

具体的に言えば美穂と響子は卯月とかなり近い位置にいながら似たような方向を出しつつ個性をつけないといけない難しい命題を持ってる状態であると言えます。

キャラをずらし過ぎればユニットが崩壊してしまいますし、同一化すれば意味がありません。

 

3-1 卯月のいない世界(実録)

卯月がいない世界なら美穂や響子が真ん中だったかもしれない…そういう話も面白いでしょう、ただしここは別の話。

厳密に言えばシンデレラガールズは1つであり183の星があるわけですが、いくつかの区域に分けられてると見ることもできます。属性別だったり、声のありなしだったり、個性の尖り具合だったり、年齢だったりと。

 

話を飛ばしますが響子は卯月のいる世界の住人だったのでしょうか、答えははいでもいいえでもあります。

声なし期間が長かったため卯月の影響を受けにくい期間があったとも思います、だが初期にから続くこの属性のバランスを見ると卯月前提の配置と人気の付き方をしていないとは言えません。

そんな中途半端な担当Pの自分ですら声ついたときに不安だったことがあります。

「卯月のいる世界で存在感を出せるのだろうか…」

特にアニメ直後であったため卯月シナリオには絶対的なものがありました。また正統派系の声付きはそこそこいて美穂智絵里かな子、ヤンデレ辞めたまゆ、素のみく、安部菜々さん(ウサミンでない)とかかわいい1本で戦えるアイドルは結構いましたし。個性濃い方でもないので常に埋没の危機は持ってました。

(まあこの辺と戦えないと思ってたら6年も担当やってないし、できると思って担当してますので。)

幸いなことに良い声優と予想以上に濃い個性、PCSとうまくいったわけですが、いまだにPCSに飲まれないようにという意識はあったりします。やっぱり卯月らの持ってるものは絶大と今でも感じるからです。

この辺はNG系ユニットに担当がいないとわからない所だと思います。

 

3-1 卯月のいない世界(本編)

一方でCuの初期人気アイドルブロックの外の正統派系アイドルはどうでしょうか。

卯月と接点がなかったり目立たない位置にいるなら考える必要はないでしょう、卯月は常にイベにいませんし、(どこから青春公演みたいに)その時に中央にいればいいわけですし。

しかし声候補と言われるようになると卯月(もしくは人気Cuの誰か)との椅子のぶつけあいになることがあります。

かわいい、頑張り屋、笑顔、素朴さ、謙虚さ、優しさ…こういうのを上げても卯月らでいいじゃんと言われるだけ…それだけゲームやアニメで卯月達の作った世界は堅い。

そういう時、たくさんアイドルがそれぞれに個性とシナリオがあるのがシンデレラだともいいたくなりますが、似たようなアイドルは大まかな過程と到達点は大体似通ってきます。最近はアイドルの同一シナリオ問題もあるくらい種類に乏しいのです。

よって卯月シナリオと似たものはできてしまいます。疑似卯月シナリオでアニメ本家に勝負しろなんて竹槍と拳銃の戦いです。

また選挙をしても選挙シナリオですし、サプボはそれを飛ばしてるだけですし、不幸自慢は声なし時期だけの特権ですし。(響子と響子Pの不屈とアニメにぼこぼこにされるみたいな個性あるシナリオは少ないと思います。)

 

もし声がついたとしてもある意味戦いはここからが本番です。

卯月を考えない世界で正統派振りができていたとしても、声ついて同じようにふるまえません、卯月は2人いらないので。

一方で卯月の影響を受けない外にいるとなると注目すらされず埋没もあります。この属性は卯月と卯月の周り以外の人気アイドルは少ないので。

こういった現実にぶつかることになる可能性は結構高いです。

 

今の感じだと新たな声付きが来たところで卯月らの近くに来るのは難しいのかなというのが自分の予想だったりします。

響子は別枠でしたがアニメ声付きもこの属性だけ絡みが外々な感じに見えますし…メロウ、エンジン、インディとか別属性とか同期で仲良くしてるような、リップスくらい人気あって独立国作れるといいんですけど…

(何回目かですがCuは票増しでない素の人気ないと生きにくい所な気がします。年齢幅も個性幅も少ない属性なので)

 

追記

第5回選挙組はメイン所とのアイドルと馴染ませてるグループに入れることがうまくいったとみてます。一方で6回は5人という数もあって今の所セット売りだったりします。

個人的には5回のやり方が好きですね、楓―美優、菜々―シュガハ、凛ーののみたいなラインで引き上げる(いる側の知名度を使って注目してもらう)のは賢いと思うので。

あとは上でも書いた声あるけど注目されにくい中二階ができてしまってる問題も込みで。

 

最後にですが恒星卯月は輝き続けます、そしてそれは一番輝く星になります。

その中で似たような星はそこを見つつうまく付き合わないといけない、そんな話でした。

(ぶっちゃけ地位だけ見ると声なし界の卯月の地位っておいしかったり…(禁句)、卯月のいない世界は地味ですが自由ではあると思いますし。)