ガラスの靴と椅子取りゲーム

アイドルマスターシンデレラガールズについてのブログ

新アイドル前の最後のお祭り

新アイドルでも何でもイベントが始まる前が一番楽しみ、なんていうのがありますね。

始まった後はいろいろな反響や賛否、期待の具合なんかで面倒なことになることもありますし、今のところはどれだけすごいアイドルが!なんて。

 

それでなぜ?この時期にアイドルをなんてことは誰でも思う話、中には声なし切り捨てだとか世界の終わりだとかいう人もいますが流石に言い過ぎかなあと思ったり。そこで個人的に予想していることを少し。

 

理由

1 新しいアイドルを入れることで古参と新参で同じ意識を持ってもらうこと

2 縮小生産になりつつある選挙声付けラインの再活性化

3 7年間のひずみの修正

 

 

 

古参と新参で同じ意識を持ってもらうこと

 

現状、数多くのアイドルの成り上がりを見ている古参P層、アニメから入った層、もともと人気アイドルが定まった後に入った層がいてそれぞれの認識の差があるのは感じる所。

またアイドルマスターというゲーム、アイドル育成ゲームという土台がなくなってきているということを解消するためでないかと。

デレステは完成したアイドルを躍らせるゲームでありアイドルマスターとすれば異色な存在でもあるわけです。その中でアイドルマスターのオリジナリティーとは何かとなれば完成品を扱うわけでないということなのでは。

 

 

縮小生産になりつつある選挙声付けラインの再活性化

 

運営はP達の需要を拾って金儲けるのが仕事ですが、人気があるアイドルはどんどん声がついていくわけで、時がたつことでボイスをつけるという行為自体が全体の中の少ない集団を救うだけの手段になりつつある、と現状があります。

このままどんどん少ない層を救うだけの行動をすることで全体としてバランスが取れていくのか(アイドルの声が増える=個の出番が減るなので、声がつくアイドルはある程度の支持があるアイドル出ないと幸福度の総和は下がってしまう)、もしくは将来的に出番の面でこれ以上アイドル展開できなくなる可能性もある。

それを防ぐために新しい人気アイドルを増やす方向に行ったのではないか。という理由。

 

7年間の歪みの修正

 

実はこのゲームは初期に大きな歪みができています

このゲームは7年前に始まった古参ゲームです。

説明すれば長くなるのですが、初期はアイドル数打てば当たる形式で出してきたはずなのに、途中から全員の出番を確保する方向性に替えたということ。

 

典型的なソシャゲの中身にアイドルマスターの理屈をかぶせて回してきた7年。

 まず人気あるアイドルを展開し、新しいアイドルを投入する、うまく扱うことで人気アイドルを増やす。、人気面はそうでなくてもコンテンツの個性を出すために必要なアイドルを作り出す。ユニットでうまく運用することを考察など…

運営もPもこれを7年間やってきたわけですが、その中で限界というのが見え始めているのでないかと思っています。むしろ7年間の成果と最初にできていた歪みが顕在しており難しい舵取りになっていると思っています。(個人的にはその辺が今年のモバの強SR昇格なしとかに関わってきていると思う。)

 

これは批判されそうな言葉ですが、

数合わせで出していったアイドルを全部一定ラインまで持っていくことって万能でないのだから無理じゃね?それでもすべてのアイドルを回し続けることって効率的にどうなのか、という意見があるのでは。

 運営は魔法使いでもないのですべてのアイドルに役割と人気と個性を振り分けるなんてことはできない、という自分は思っています。声なしとかSSRなしとかそういう大きな数でなくてもっともっと少ない数でもうどうすればいいかわからない。という感じになってるアイドルもいるのだろうなと。

183を190に増やすという感覚よりも、183の中でどうもならない所を補うための新アイドルなのではないかと考えてます。

 

 

まとめ

綺麗に理由を見つけるのならば1がすごく正しいのかもしれませんが、個人的には現状の状態がある程度の成果と限界を見た、2,3あたりが理由な気がします。

モバマスデレステもしたいことはある程度やったように感じています、そしてデレステで3年経ってもう大きな変動は新アイドルでも入れない限り起こらないと踏んだのでしょう。

さて新アイドルはどんな結末を迎えるのか。